ストキャスティクスを活用したMT4のEA

ストキャスティクスを活用ストキャスティクスとは、オシレーター系と呼ばれるチャート分析の一種で、いわゆる「買われ過ぎなのか売られ過ぎなのか」を判断でき、FX自動売買ができるMT4(メタトレーダー4)のEAの売買ロジックとしても広く活用されています。チャートは2本の線「%K(パーセントK)と%D(パーセントD)」で表され、数値は0%から100%の範囲で推移し、その位置や交わりで売買タイミングを判断します。%Kが75%以上の時は買われ過ぎ、%Kが25%以下の時は売られ過ぎのように判断します。ストキャスティクスを活用したMT4のEAでエントリーの条件は、設定したストキャスティクスの値を超えているところで「%Kが%Dを上に抜けたら買いシグナル」、「%Kが%Dを下に抜けたら売りシグナル」のようにプログラムされます。また、売られ過ぎで買いエントリーしたポジションを買われ過ぎで決済、買われ過ぎで売りエントリーしたポジションを売られ過ぎで決済というようなMT4のEAもあります。クロスだけでエントリー、値を超えただけでエントリーなど選択できるMT4のEAもあります。ストキャスティクスは自動売買においてとても重要なインジケーターと言えますので、特性をよく理解しておくのが良いでしょう。

関連記事一覧